ロボアドバイザー比較、運用実績は?
2020年はコロナショックにより、暴落から暴騰まで、株式市場にとっては激動の1年でした。そんな、暴落も暴騰もした1年だったからこそ、各社のロボアドバイザーの腕の見せ所だった1年といえるかもしれません。2020年1年間の運用実績について比較してみましょう。
注意
公開されている情報によって、微妙に時期がずれているので、完全に同時期での比較ではないことをご了承ください。
ROBOPROの特徴と運用実績
従来のロボアドバイザーの「短期投資に不向き」「急な下落に弱い」等の弱点を克服したAI本格搭載のおすすめロボアドバイザーです。もっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ROBOPROは他のロボアドのようなユーザーに合わせて運用方針を変える等の選択肢はなく、運用方法は1択のみでシンプルです。
ROBOPRO運用実績
2020年1月~2023年1月
+43.15%
ROBOPRO公式サイトはこちら
THEO+docomoの特徴と運用実績
THEO+docomoは1万円から開始することができ、ドコモユーザーならdポイントが貯まり、使えるのでおすすめです。市場の下落リスクを事前に予想するためにAIを活用した機能を搭載しています。最初に5つの質問に答えるだけで、それぞれに沿った運用方針を231通りの中から組んでくれます。
theo+docom公式サイトより
運用実績は公式サイトには特に開示されていなかったので、データ入手次第公開させていただきます。
THEO+docomo運用実績
2020年1月~2023年1月
試算では+13%程度?
THEO+docomo公式サイトはこちら
Wealth Naviの特徴と運用実績
Wealth Naviは知名度も高く、NISAに対応しています。
Wealth Navi公式サイトより
Wealth Navi運用実績
2020年1月~2020年12月
+3.8%~+7.0%
Wealth Navi 公式サイトはこちら
楽ラップの特徴と運用実績
リスクの異なる5つの運用コースと、下落ショック軽減機能(TVT)(市場全体が大きく下落している局面などに株式の比率を下げて債券の比率を上げ値動きを安定させる機能)がついている4つの運用コース、合計9つの運用コースがあります。
手数料は「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2種類から選択可能です。
固定報酬型
成功報酬併用型
楽天証券公式サイトより
楽天証券公式サイトより
楽ラップ運用実績
2020年1月~2020年12月
+4.13%~+7.29%
ON COMPASSの特徴と運用実績
2020年4月にマネラップからON COMPASSに名称変更したため、知名度は低いですが、大手のマネックスグループの子会社が運営しているので信頼性が高いです。最低投資金額・積立金額ともに1,000円からなので始めやすく、少額からお試しでやってみたい方にもおすすめです。
リスクに合わせてA~Hまでコースがあります。
ON COMPASS公式サイトより
ON COMPASS運用実績
2019年12月~2020年11月
+0.96%~+4.9%
ロボアドバイザー比較、どれが良い?
今回紹介した5社については、どれもETFや投資信託に投資し、性格の異なる資産に分散投資している点については同じであり、長期的に運用することを前提として考えれば、リターンに大差はないかと思います。暴落も暴騰もあった変化の多い2020年の相場で、いずれのロボアドバイザーもプラスのパフォーマンスだったのはさすがです。
いずれも申し込みは無料で簡単にできるので、少額で全てに登録してみるのも面白いかなと思っています。
自分で投資すると銘柄選びから利確損切、日々の値動きに一喜一憂して、精神が削られていきますからね…ロボアドバイザーはほったらかしでプロ並みの運用をしてくれますので精神衛生上とてもおすすめですよ!