ロボアドバイザー投資をしているけど、やめたほうがいいのか迷っている方、これから始めようと思ってたけどやめたほうがいいのか?と悩んでいる方はこの記事を読んで今後の参考にしていただければ幸いです。
2024年5月時点での実績です。基本的には右肩上がり。やめなくて良かった!
目次
ロボアドやめたほうがいいのか迷い一旦やめました
ほったらかしで投資ができるロボアドバイザー、今では投資の主流な選択肢の一つとなっていますよね。
私は2020年頃、wealthnavi (ウェルスナビ)、テオドコモ、フォリオロボプロの3つのロボアドバイザー投資をしていました。流行りに乗って3つも始めてしまいましたが、当時はどこのロボアド業者も良い調子で右肩上がりでした。
というのも、2020年は始めコロナショックで暴落したものの、その後は大規模金融緩和でアメリカ株が絶好調だった年なんですよね。
2020年~2021年はアメリカ株に投資をしていた人は完全なる勝ち組でした。
今から買っても遅くない、なぜならアメリカ株は長期で右肩上がりだから。
少し暴落してもすぐ回復するのがアメリカ株。
アメリカ株さえ投資していれば将来安泰。
多くの投資家はこんな感じの共通認識を持っていました。
そんな環境の中、私もこんなことを考え始めます。
コイケ
ロボアド投資でネックとなるのは年間1%程度の手数料。もしも自分で上手に運用できるなら手数料はもっと安く済みます。
というわけで、アメリカ株絶好調のこの期間に、ウェルスナビとテオドコモをやめて米国投資信託を少し購入しました。(フォリオロボプロは3つの中で最も運用成績が良かったのでやめませんでした。)
ロボアドやめた翌年2022年アメリカ株が暴落
右肩上がりを続けるだろうと誰もが信じて止まなかったアメリカ株が2022年に利上げをしたため暴落しました。利上げをしても、株価への影響は少なく、結局は右肩上がりに推移するだろうと見た投資家が割と多数を占めていましたが、そんな人たちの思いも虚しくナスダックを中心に大幅に暴落しました。
ちなみに下記のグラフは、強烈な右肩上がりで人気を博したナスダックにレバレッジがかかった「レバナス」と呼ばれる投資信託の3年間チャートですが、2022年暴落後はピークの半分以下になり、1年以上経った現在でもピークの半分あたりを推移しています。
私が持っていた投資信託はアメリカ株のインデックスなので、ここまで大きな下落はしなかったのですが、たとえインデックス投資だとしてもどこかの国の株を一極集中して投資することはそれなりにリスクが高いのだということを痛感しました。
株価下降局面のロボプロの実績は?
では、その時私が唯一運用していたロボアド「ROBOPRO(ロボプロ)」は株価下降局面の2022年にどのように推移したかといえば、大して影響をうけませんでした。こちらの記事で私の運用実績を公開しているのですが、値下がりしたときに投資額を増額したので2022年の運用結果はわかりにくいかもしれません。
ROBOPRO公式サイトを調べたところ、大暴落の2022年でもプラスリターンで着地したとの記事があったので載せておきます。
コイケjr.
コイケ
上の資産比率の推移を見ると、米国株が全くない月もありますね。この大胆な投資配分の見直しが高パフォーマンスを維持できる所以なのかもしれません。
ロボアドやめたくなる理由
他の運用方法が良いのでは?と浮気して、結局ロボアドバイザーの方が良かったな、と気づいた私ですが、一般にロボアドをやめたくなる理由とは何なのかを考えました。
①手数料が高い
手数料が高いと感じるのは、それをカバーするだけの運用実績が伴ってないからではないでしょうか?それを大幅に上回る運用実績を残してくれれば問題ないですよね。
ROBOPROなら他社のロボアドに比べても圧倒的に高パフォーマンスなので手数料は気になりません。しかも月に1回も投資資産の見直し、つまり資産の売却と買付を行ってるのですが、この売買手数料も運用手数料に含まれていると考えれば運用手数料は全く気になりません。
②運用実績が良くない
運用実績が良くないロボアドバイザーもあります…
2023年から2024年にかけて、日経平均も米国株も絶好調だったのでほとんどのロボアドバイザーが大幅プラスとなっていますが、2022年1年間でいえばほとんどのロボアドバイザーがマイナスで着地しています。
ROBOPROは2020年以降、毎年ロボアドバイザーの中ではNO.1の実績を誇っています。(追記:2023年は米国株と日経平均株価が大幅に上昇したため、リスクヘッジしたロボプロが、攻めの投資をした他のロボアドバイザーに抜かれてしまいました。)
ただ、トップに近い成績をおさめ続けていられているのは、他のロボアドにはない「月1回資産配分見直しの実施」に理由があるのではないかと思います。
ロボアド投資のメリットとは?
大きくマイナスになることがない
例えば、自分で株式投資をして、投資元本を2倍に増やせたとします。そうすると、普通はそれで終わり、ということはなく、さらに投資を継続したくなりますよね。
こちらは、よくある投資失敗談なのですが(金額は極端ですが)
投資元本と利益の合計金額が1年目30万、2年目60万、3年目120万と増えていったのに、4年目は暴落して60万に減り、5年目に30万に減ってしまったら… この5年間はなんだったんだろう…となりますよね。ほったらかし投資ならまだしも、デイトレ等で投資に結構な時間を費やしていたらメンタルがやられてしまいます。でも実際こんな失敗をしてる人、周りにたくさんいるんですよ。
投資って、調子が良い時にやめればいいんですがそんなことできないですよね。でも、投資を継続していく場合は常に暴落のリスクがつきまといます。
もちろん自分でうまく増やしている人もいるのですが、継続年数が長ければ長いほど、そんな方は意外と少数派なんです。2022年の暴落でそれまで順調に積み上げた利益を消失させてしまった方は山ほどいます。
投資を継続するなら、大きく増やすことよりも下落幅を抑えることが重要になります。
ロボアドバイザーの種類にもよりますが、ROBOPROの最大下落幅はコロナショック時の-15%です。コロナショック時日経平均株価がー30%を超えたことを考えるとすごい数字ですよね、よく抑えたなという感じです。
下落幅が抑えられれば、元値に戻るのも容易になり、結果パフォーマンスの向上につながります。
自動で市況に合わせて資産配分してくれるから安心
アメリカ株は右肩上がりなんだと信じて止まない、いわゆるアメリカ株信者が周りに結構います(損切りできず塩漬け状態)。実際また右肩上がりに戻るかもしれないですが、現時点では停滞しています。
それならアメリカ株にこだわらず、調子のよい銘柄に投資するのが一番ですよね。
ロボアドバイザーのなかでもROBOPROなら、月に1度自動で市況に合わせて資産配分してくれるから安心です。
ロボアドバイザーは新NISAには不向きなので注意!
ただ、非課税枠で投資をしたい場合はロボアドバイザーは不向きです。ロボアドバイザーの中ではwealthnavi (ウェルスナビ)やSUSTEN(サステン)が新NISAに対応していますが、NISAに対応させるということは大胆に資産の買い直し(リバランス)はしないタイプのロボアドバイザーであるということになります。
そもそも、なぜロボアドバイザーを利用するのでしょう?プロ並みの運用実績を期待しているからですよね?
こちらはwealthnavi (ウェルスナビ)の公式サイトから引用したものですが、wealthnavi (ウェルスナビ)で新旧NISA口座を選択すると定期リバランスは行われません。(臨時リバランスは暴落の際などに損切りしてくれるというものです)
定期リバランスが行われるからこそプロ並みの運用実績が期待できるものだと思うのですが…。
結局NISA口座にして資産の買いなおしを繰り返すと非課税枠が使えなくなってしまうため、原則NISA口座では定期リバランスは行われないようです。
というわけで、月に1度、定期的に資産が買い直されるロボプロはそもそもNISAに対応させる必要がありません。
NISA口座は別の資産投資のために取っておきましょう。
まとめ
2024年現在、色んなロボアドもあり、色んな投資法もありますが、最終的に行き着いたのはROBOPROです。
- 2020年1月〜2024年3月までの運用実績+75%
- アメリカ株が暴落した2022年1年間の投資実績もプラスリターンで着地
- 月に1回、市況に合わせた投資資産の再分配をしてくれる
- ロボアドバイザーは新NISAに不向きなので新NISA非対応で問題なし
もしロボアドやめたいと思っている方は、ロボプロ(ROBOPRO)に乗り換えてみてはいかがでしょうか?スマホがあれば簡単5分最短翌日に口座開設できますよ!