QuantX(クオンテックス)って知ってますか?簡単に言えば株の買い時売り時を教えてくれるサービスです。
コイケJr.
はい、結論から言うと、初心者でも利益が出ます!
1年使用した体験をもとに、実際に運用した実績と感想をお伝えしたいと思います。
目次
QuantXとは?
↑詳しくはこちらに記載されています
よく投資の専門家がメルマガに登録すれば株の買い時と売り時を教えるよ~なんてサービスがありますがQuantXは教えてくれるのが人ではなく、公式サイトや一般の人が作ったアルゴリズムに応じて利益が出るように取引指示を出すという画期的なものです。
上記のように、「売買基準」「利確損切りの基準」「組入銘柄の数や種類」が自由にカスタマイズされたアルゴリズムが数十種類販売されています。シグナル発生条件はどのアルゴリズムも細かく厳選されている感じで、素人ではなかなか真似できません。
シグナルは終値を基準としているので、19~21時くらいの間にシグナルが出ます。通知が来るように設定すれば19~21時くらいにメール(またはLINE)が届きます。
上記のように「この銘柄を100株買ってください」のように指示が来ます。指示に従うかどうかは自分次第です。
実際に体験してわかったQuantXのアルゴリズムのおすすめの選び方
こんなにたくさんのアルゴリズムがあって、何を基準として選んだらよいかわからないと思いますが、実際に3種類のアルゴリズムを買った経験者だからこそわかる、私のおすすめの選び方をお伝えしたいと思います。
ドローダウンの低さに注目
運用するときに何を重視するかによって選択すると良いのですが、もしも1週間、1か月などの短期間で結果を出したい!という制約がなければ「低ドローダウン」のものを選ぶことをお勧めします。ドローダウンというのは「一時的に最大資産から落ち込んだ下落率、損失額」のことです。
トータルで利益を出しているものの中には、当然ですがハイリスクハイリターンなもの、つまりドローダウンが高いものが結構多いです。
初心者はマイナス幅が膨らむと、正常な判断ができなくなります。利益が出た後、損失が出た場合ならまだ良いのですが、始めてすぐ損失が出た場合、冷静に取引ができなくなるものです。
「低ドローダウン」のものは、「マイナス1パーセントを下回ったら損切り」など大抵は損切りの基準を低めに設定しています。これにより、今回のコロナショックなど急激な下げの時も、早めに逃げることができ、長期間で見ればハイリスクハイリターンなものよりも利益が大きくなったりするのです。
株をやっている以上急激な株価の下落は避けられないんですよ~
コイケ
銘柄の種類や銘柄の数に注目
既述の通りアルゴリズムによって、「2020年好業績銘柄」や「日経平均連動型」など、組み入れ銘柄の種類や数が全く違います。
私は初めて購入したときに「日経平均連動型」のアルゴリズムを選びました。
なぜなら、取り扱い銘柄が日経平均連動ブルベアETFの2つのみだったので、注文や管理が楽だと思ったことと、日経平均ブルベアETFは上場廃止などのリスクも低く、一度アルゴリズムを買ってしまえば半永久的に利用できるなと思ったからです。
でも日経平均の売買は思うようには行きませんでした。日経平均は単純なようであらゆる指標に引きずられるのです。特にアメリカの情勢に左右されます。日本国内の景気だけならまだしも、アメリカやら中国やらEUやら…
確かにトレンドなどはあるのですが、それならば個別銘柄のテクニカル分析の方が精度が高いと思って途中で運用をやめました。仮に一年間運用していたらどうなっていたかを算出してみました…↓
赤線は日経平均、青いところがアルゴリズムの損益額なのですが…コロナショックの影響もありマイナスとなっています。
一方で、銘柄によっては、コロナの影響をあまり受けないものやわかりやすく右肩上がりのものなどがあり、そのような優良銘柄を発掘するためにも、できるだけ多くの銘柄を組み入れているアルゴリズムを選ぶことをお勧めします。とはいえ、組み入れ銘柄が多いと取引や管理が大変というデメリットも生じてしまうので、ご自身の判断にお任せしたいと思います。
日経平均連動型は予測が難しいことを念頭に置く
実際に体験してわかったQuantxのメリットとデメリット
メリット
①知識がなくてもプロ並みに運用できる
買い時売り時がわからなかったり、忙しくて株価のチェックなどができなくても、指示通りに注文することでプロ同様のスイングトレードが可能になります。
②購入費用のみで、その後は手数料がかからない
最初に払ってしまえば、後は一切お金をとられることはありません。このサービスが続く限りは永遠にシグナルが届きます。(もちろん、通知オフ設定にすれば届きません。)ほんの少しの資金で運用する場合はやや高額かもしれませんが、初期費用は運用益でまかなえるレベルだと思います。
③通知のみのサービスなので必ずしも従う必要はない
AIが勝手に取引をするわけではないので、その時の状況に応じて、最終的に売買するかどうかは自分で判断することができます。
④資金量を調整できる
アルゴリズムを購入後、資金量をカスタマイズすることができます。ただし、少ない資金で運用したい場合は組み入れ銘柄の最低購入価格や銘柄数に注意が必要です。どうしても100株当たりの価格が高い銘柄が多いとそれなりの運用資金が必要になってしまいます。少ない資金から始めたい場合は、少ない資金で運用できるアルゴリズムもあるので、そちらがおススメです。
デメリット
①注文は自分でしなければならない
組み入れ銘柄が多いと、メールを見落としたり、取引を忘れたりする可能性はあります。ほったらかしというわけにはいきません。
②株の知識は身に付きにくい
取引をきっかけにその銘柄に興味がわくこともあるかもしれませんが、どんな銘柄なのかわからずに売買することが可能なので株の知識は身に付きにくいかもしれません。
③銘柄にも旬があるので定期的な買い替えが必要
好業績だったり、将来性が期待されて株価は上がっていくものですが、いつまでもその状態が続くとは限りません。定期的に銘柄の値動きを見直し、実績が伴わない場合は買い替えを検討する必要があります。
QuantXの実際の運用成績は?
実際の運用成績はどんな感じだったのかご紹介します。
実際に購入したのは
- [投資金額50万円からの]売上堅調銘柄・出来高分析売買
- 低ドローダウン/トレンドフォローMA1912
- [公式]簡単に始められる日経ETFアルゴリズム
こちらの3つのアルゴリズムです。3に関しては上記の銘柄の種類や銘柄の数に注目の項目で述べた通りなので、ここでは1と2のアルゴリズムの実績を紹介します。
【投資金額50万円からの】売上堅調銘柄・出来高分析売買の成績
こちらは過去の売上が堅調に推移している銘柄で出来高が急増したときに買いを入れるアルゴリズムです。
1銘柄、10~20万円以下で買えるものが多いうえに、それなりの値動きもするので資金効率が良い感じでしたが…
左は2019年8月から2020年8月までの損益グラフ、右は私が初期資金500000円として、2020年1月から運用開始した成績のグラフです。2020年4月頃を起点に見れば、右肩上がりのような感じですが、コロナの影響をもろに受けて、2020年1月~8月まで運用した結果はマイナス30%と残念な結果に…。
低ドローダウン/トレンドフォローMA1912の成績
こちらはファンダメンタル分析をベースにピックアップした銘柄を移動平均線をもとに売買を行うもので、トレンドフォローも加味しています。上げ基調ならどんどん買っていく、というものですね。また、+5%利益確定、-3%で損切をおこなう、低ドローダウン重視型です。
このアルゴリズムのすごいところは、コロナの影響をほとんど受けていないということです。トレンドが下向きになったら買わず、移動平均線が上向きになるまで買いを控えるアルゴだったので、2020年2月~8月まで運用した結果はプラス32.7%となりました。
コロナショックではほぼ全銘柄がものすごく下がったので、割安とみなされ、下がりきる前に「今が買い」と判断した人やAIが多かったと思うのですが、本震を察知して事前に逃げ、下落が収まるまでは買わないという賢明な判断をしたのは素晴らしいと思います。
※2020年11月現在、Quantxよりもおすすめなほったらかし投資方法はFOLIO ROBO PROです
QuantXは心の迷いに打ち勝てる最強のツール
機械的に長期運用できれば、利益を生み出し続けることが可能です。簡単なことのようですが、なかなか実践できないのは、実際に自分の資産額が上下するのを目の当たりにすると、心の迷いが邪魔をしてしまうからだと思います。損失が膨らむと正常な判断ができなくなり、日常生活にも支障をきたすこともあり得ます。
取引の足かせとなってしまう、人間の感情を排除するためにも、QuantXはおすすめです。日々の取引結果に一喜一憂していた方は、QuantXの導入によって気持ちが楽になるかもしれませんよ!