株やFX投資で大損して立ち直れないそこのあなたへ。
お気持ちよくわかります!私も大損の経験があるからです。程度の差こそあれ、株やFX投資をしてる以上、大損はつきものです。でも大損したということは「大損の経験」という財産を手にしたということです。あなたが変わるきっかけを手に入れたのです。
「ちがう、大損したのは1度じゃないんだ」「損失額が半端じゃないから一緒にしないで」
その傷の深さは私には計り知れないものかもしれません。そんな傷の深い方はここでキッパリと退場する、というのも一つの選択肢かもしれません。退場したことでやっと泥沼から脱することができた、良かった、ということもあります。
ちなみに私は退場経験もあります。退場せざるをえなくなったという表現の方が正しいですが…
ただ、いずれまた「やはりあの時の損失を取り戻したい」と思う時が来ます。もう退場せざるをえない人はその時のために…、今すぐにでも取り戻したい人はすぐにでも実践できる、損失を取り戻す方法を教えます。
目次
FXや株式投資で大損して立ち直れない理由
昨今、投資環境は大きく様変わりし、大口の取引はアルゴリズムを駆使したAIが主体となっています。よって、今までの戦法を持ってしても個人投資家は太刀打ちできないと言っても過言ではありません。
デイトレやスイングトレードなどの短期取引で何気なく取引していては、大口の養分となってしまう確率の方が高いです。FXや信用取引などのレバレッジの効いた取引ならなおさら、あっという間に資金を吸い取られてしまって当然なのです。あなたが下手なのではなく、普通にやればそうなるのです。
ではまず、なぜ大損してしまうのかを考えましょう。
- 損切りできず放置、もしくはナンピンし続けた
- 取り戻したくて一か八かの全力投資をして損失を拡大させた
- 余裕資金に見合わないハイレバレッジ取引をした
大体こんな感じではないでしょうか。損をしてしまうとどうしても「すぐにでも取り戻したい」という気持ちが大きくなり、正常な判断ができず一か八かの賭けにでてしまいやすくなります。
わかってる、これがだめだとわかっているのにどうしてもやってしまう、という方もたくさんいると思います。私もそうです。
なので私は個人的には、投資は手法よりもメンタルをコントロールすることが重要だと考えています。つまりは、いかに機械的に取引できるかが重要なのです。
FXや株の大損で立ち直れない状態から復活した方法 メンタル面
長期的な目線に切り換える
まずは考え方を変えます。短期で大勝ちしようと思わないことです。仮に大金を手にしたとしてさらに強気の賭けに出て、それで勝ったら良いですが、そのようなトレードは長続きしません。最終的にはギャンブル依存症、水原一平さんのような末路を辿りますよ。
一歩間違えればギャンブル依存症のようになってしまうので、とにかく「スローペースでも良いので右肩上がりで資産を増やす」という意識を持って臨みます。ポジポジ病にならず、チャンスが来た時まで待つ、(←これがなかなかできませんが)という気持ちでどっしりと構えるのです。待つも相場。取り戻したい気持ちが大きいと待つのがじれったい気持ちはわかりますが、そこを乗り越え、メンタル面を整えます。
投資資金は少額で再開する
例えば1度100万円の利益を出せたら、その後10万円の利益を出したとしても、なんだか物足りなくなりますよね。大勝ちするとドーパミンの影響で、もっともっと大勝ちしたくなって、よりリスクの高い取引を求め、資金を追加してしまいがちです。そしてリスクの高い取引をした結果、200万円に増やした資金を半分以下にしてしまったとしたら…やる気がなくなりますよね。さらには資金が枯渇してやり直しもできなくなってしまいます。
とにかく、1円でも増えたら良しとして金銭感覚を麻痺させないようにしましょう。少しの利益を積み上げていく、損切りは必要経費、と割り切り、くれぐれも一か八かの大勝負には出ないようにしましょう。買いからも売りからも入れるのでチャンスはいつでもあります。
私が大損して立ち直れない状態から復活した方法 実践編
まず1つはロボアドバイザー
大損してメンタルボロボロ、どうせ自分がポジション持った途端に逆に動くんだ。みたいな思考に陥ってしまった方におすすめです。日経平均が上がり続けて今更入れない、という方もロボアドバイザーのロボプロは、市況に応じて資産の比率を自動で変えてくれるのでどのタイミングで始めても右肩上がりの成果が期待できます。
2つ目はCFD取引
FXもCFD取引の1つなのですが、私は日経平均株価のCFD取引に着目しました。
ただ、CFD取引は少ない資金で大きく取引することができるからこそ、使い方を間違うと短期間で大損してしまうというリスクを孕んでいます。そのリスクさえ管理できれば大損を取り戻すことは可能です。
日経平均株価CFD取引のメリット
- 少額から取引できる
- 日経平均株価のCFD取引なら平日ほぼ24時間取引ができる
- 売りからも買いからも入れるのでどんな相場にも対応できる
- 注文と同時に、指値・逆指値(利確・損切りポイント)が設定できる
- FXよりも値幅が大きい(ボラティリティが大きい)ので、FXより低レバレッジでも十分に利益が見込める
株価は夜間にも大きく値が動くため、夜間に取引できないと利確損切りが遅れてしまいます。ほぼ24時間取引できることで取引回数も増え、利確・損切りポイントを逃すこともありません。
関連記事:【最短5分で完了】GMOクリック証券CFD審査落ちしない口座開設方法【郵送物なし】
確率を味方につけたトレード法
これはFXでも同じなのですが、指値・逆指値注文を徹底し損小利大の取引を積み重ねていけば、自ずと利益を積み上げていくことができます。
最初はごく少額から始めると良いです。
ケース1
プラス100円幅で指値(利確)、マイナス50円幅で逆指値(損切り)を仕掛けます。
もちろん適当に仕掛けるわけではありません、移動平均線などを駆使して、全部勝つつもりで仕掛けるのです。
このトレード法なら、仮に10回中6回損切りとなっても(勝率4割の場合でも)損益は100✕4−50✕6=プラス100円となり、これを積み重ねることで利益を右肩上がりに増やすことができます。
ケース2
プラス200円幅で指値(利確)、マイナス50円幅で逆指値(損切り)を仕掛けます。10回中8回も損切りとなった場合でも(勝率2割の場合でも)期待できる損益は200✕2−50✕8=0円となり、マイナスにはなりません。
これが確率を味方につけたトレードです。
よくあるコツコツドカンの逆です。損は小さく、利益は大きくなるように指値と逆指値を設定すれば、長期的にマイナスになることはないのです。
エントリータイミング
ただ、できれば損はしたくないもの。今は便利な世の中で、X(旧Twitter)に売買のタイミングを発信してくれるインフルエンサーの方もいらっしゃいます。
私はこの情報を参考に取引しています。
基本的には「トレンドに乗って押し目を狙う」という方法を継続し、想定の方向に行って利益が乗ってきたら利確ポイントを伸ばしていくのが良いです。
日経平均はボラが大きく、数日で1000円動くこともあるので、こまめに損切り、大波に乗れたら逆指値を設定して放置する、というコツコツドカンの逆を狙います。
上手な人のやり方を真似ると、売買のポイントなどのコツも掴めるようになります。
ガチャガチャやって、仮に資金を減らしても大波に乗れれば回収できます(コツコツドカンの逆)
乗り遅れた!と思わないこと
買い一択だと乗り遅れることもありますが、日経平均CFDなら売りからも買いからも入れるので、乗り遅れということはありません。ただ、暴騰暴落に乗れないとチャンスを逃したと思って焦り、途中からいつもより多めの額を注ぎ込んでしまいがちです。
待つも相場。チャンスは24時間いつでもあります、チャートを見直し、ここぞというタイミングを狙って待ちましょう。
株やFX投資で大損して立ち直れない時の取り戻し方まとめ
- 少額取引にする(損切りも躊躇なくできます)
- 大勝ちする必要はなく長期的に勝ち続けることを目指す
- チャンスは毎日あるので焦らない
- 常にポジションを持とうとしない(良いタイミングになったら教えてくれるインフルエンサーの方もいます)
- こまめに損切り、大波に乗れたら逆指値でほったらかす(コツコツドカンの逆)
過去を後悔しても、過去を変えることはできません。それなら大損経験を糧に、これからをベストに生きれるよう尽くすのみです。題名には「取り戻す」と書きましたが、決して取り戻そうと焦ってはいけません。もう大損しなければまずはそれで良いのです。
投資は一切やめるのか、もう一度やり直すのかは自由ですが、この記事が今をターニングポイントとしてあなたが変われる一助となれば幸いです。メンタルが整ったらもう昨日までのあなたとは違います。どん底から復活した身としてあなたも復活できるよう応援していますよ!