GMOクリック証券のCFD取引なら少ない資金で取引ができますが、具体的には最低でどのくらいの資金が必要なのか?
1円上がるとどのくらいの利益になるのか?
必要最低証拠金やロスカットについて計算、シミュレーションしてみましたので参考にしてください。
※当サイトには広告が含まれます
目次
GMOクリック証券のCFD必要最低証拠金を計算シミュレーション
株価指数CFDの必要最低証拠金
GMOクリック証券の株価指数CFDは少額から取引できてとても便利です。株価指数CFDの必要最低証拠金の表がこちらです。
※2024.3.25時点のものです。必要証拠金は価格や為替レートに応じて都度変動するため、あくまでも目安として参考にしてください
ちなみに、こちらは取引数量1の場合の必要最低証拠金です。GMOクリック証券の株価指数CFDはなんと取引数量0.1から取引可能なので、実際にはこの10分の1の資金があれば取引が可能になります。
コイケ
商品CFDの必要最低証拠金
商品CFDの必要最低証拠金の表はこちらです。
※2024.3.25時点のものです。必要証拠金は価格や為替レートに応じて都度変動するため、あくまでも目安として参考にしてください
こちらも取引数量1の場合の必要最低証拠金です。取引数量0.1から取引可能なので、こちらも実際にはこの10分の1の資金があれば取引できます。
コイケjr.
GMOクリック証券のCFD必要最低証拠金計算方法
CFDの必要最低証拠金はポジションを保有する際に自動で出てくるのですが、どのように計算されているのかその計算方法について例を挙げて解説したいと思います。
必要最低証拠金、つまり取引を開始するのに最低限必要な資金は以下のように求めます。
銘柄の新規約定値×取引数量×取引単位÷レバレッジ×コンバージョンレート
日本225
日本の場合は当然日本円で取引するため、為替の影響がなく計算はわかりやすいと思います。
上記のように、日経平均先物CFDを0.1だけ買う場合の必要証拠金を計算してみましょう。
40,200×0.1×10÷10×1=4,020
上記の表に表示されている必要証拠金と一致していますね。
米国30
アメリカの場合、必要最低証拠金は為替の影響を受けますが、日本円のまま取引が可能です。
上記のようにNYダウ平均先物のCFDを0.1だけ買う場合の必要証拠金を先ほどの式に当てはめて算出します。
39,740(銘柄の新規約定値)×0.1(取引数量)×0.1(取引単位)÷10(レバレッジ)×151.28(コンバージョンレート)=6011.8672
画面上の必要証拠金は6,012円となっており、計算結果の小数第一位を切り上げていますね。このように、アメリカ等、計算過程で為替レートが影響すると計算がやや複雑になるのでご注意ください。
CFD証拠金の変動をシミュレーション
株価指数や商品先物関連のCFDを1万円以下で取引できるなんて少額で取引したい方には朗報ですが、1円上がるとどの程度の利益になるのでしょうか。具体例を挙げて解説したいと思います。
日本225(日経平均)の場合
日経平均CFDを取引したい場合、最小の取引数量は0.1となっており、必要な資金は上記の例で言えば4,000円程度となっています。
コイケjr.
日本225を0.1数量取引した場合、1円値上がりしたら1円の利益がでるようになります。買いポジションを保有したとすると、日経平均株価が1,000円値上がりすれば1,000円の利益となります。わかりやすいですね。
当然ですが、取引数量を0.1から1に増やせば、必要証拠金は10倍の40,000円程度になり、利益も10倍になります。1円値上がりすると10円の利益となり、日経平均株価が1,000円値上がりすれば10,000円の利益となります。
日経平均が40,000円を超えてからは、ボラティリティ(価格変動)が大きくなったので、一日で500円上下することも珍しくありません。少ない資金でも大きく稼ぐことが可能になります。
米国30(NYダウ平均)の場合
NYダウ平均のCFDを取引したい場合、最小の取引数量は0.1となっており、必要な資金は上記の例で言えば6,000円程度となっています。為替レートの影響があるため、価格が1ポイントあがれば1円の利益、といったような単純な増え方ではありませんので注意が必要です。上記の条件では、20ポイントの値上がりで30円の利益となっています。
取引数量を0.1から1に増やすと必要資金は60,000円程度になります。上記の場合は20ポイントの値上がりで302円の利益となっています。
米国ナスダック100ミニ
投資家の間で人気の高いナスダックも米国ナスダック100ミニというCFDなら3,000円以下で取引可能です。取引数量が0.1の場合、13.5ポイント上昇で20円の利益となっています。為替レートも影響するので注意が必要です。
WTI原油
商品CFDで最も人気の高いWTI原油のCFDの場合はどうでしょうか。なんと600円程度で取引を始められます。取引数量0.1の場合、価格が0.1程度上昇で10円の利益という感じですね。
金スポット
最高値更新中で注目度の高い金も2,000円以下で始められます。こちらも為替の影響を受けますが、取引数量0.1の場合、価格が2ポイント上昇で30円の利益となります。
まとめ
CFDは少ない資金でレバレッジを効かせた取引ができるため、その証拠金がいくらになって、価格変動でどのくらいの利益が見込めるのかは実際に取引してみないとイメージするのが難しいかもしれません。ただ、GMOクリック証券の「銘柄情報・損益シミュレーション」画面では、実際に取引しなくとも、約定値を自由に入力すると「必要証拠金」「ロスカットレート」「決済損益」が自動で出てくるので、取引前のシミュレーションの際に活用してみてはいかがでしょうか。
シミュレーション画面の利用には口座開設が必要です。口座開設は郵送物なし、最短5分で簡単にできますよ。ただ、審査落ちする場合もあるので以下の記事を是非参考にしてください。